バイヤー・ホーリーのええ物語り

バイヤーの仕事を通して、たくさんの素晴らしいものとの出会いがあります。その商品の持つデザインの由来や素材への拘り、生産地の背景にあるストーリーを独自の視点で伝えていきます。

島人の宝


私用になりますが、明日から2日間、琉球王国沖縄県で過ごす予定です。
沖縄へいくのは、もう15年振りで、あの頃味わったゆーったりとした時間を堪能してきたいと思っています。

そこで、沖縄県特有の商品をご紹介したいと思います。

沖縄県の伝統工芸品の1つに、琉球ガラスがあります。
実は、琉球ガラスは、沖縄県の伝統工芸の中でも、
歴史が1番浅いようです。

その始まりは、戦後の沖縄では資源がなく、試行錯誤した結果、米軍基地での廃材のビンを再利用し、薬瓶などの日用品を製造することで資源を確保することが、きっかけであったそうです

そのため、琉球ガラスは、戦後の沖縄復興とともに歩んできた大切なパートナーのような存在です。

その琉球ガラスを使用し、特徴的なグラスを紹介します。

ご覧ください。

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こちらのグラスは、さざ波をイメージして、作られています。

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ビール好きのあなたへ
※私です。笑


そして、ここがポイントです!
夜になると、何と蛍が浮かんでくるのです。

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この商品を販売している「しまんちゅ工房」は、
沖縄県琉球ガラスを、電気や機械を使わずに、真のハンドメイドでグラス製品を作っています。
ギフト用にも充実したサービス提供をしているので、
沢山のお客様に支持されているようです。

是非、立ち寄ってみたい工房ですが、残念なことに土日はお休みとのことでした。泣